第63作となる大河ドラマ【光る君へ】が絶賛放送中。
大河史上2番目に古い時代「平安中期」が舞台、『源氏物語』を生んだ紫式部の生涯を描いています。
そんな中、【光る君へ】に登場している「直秀」という謎めいたキャラクターに注目が集まっています。
直秀がとてもミステリアスなので、「正体は誰?」や「実在するモデルのいる?」と気になりますよね!
そこで今回は、【光る君へ】の直秀について考察していきたいと思います。
この記事を読むとわかること
・【光る君へ】直秀の正体
・【光る君へ】直秀に実在するモデルはいるのかどうか
【光る君へ】直秀の正体は誰・何者?
大河ドラマ【光る君へ】の直秀というキャラクターが登場したとき、「直秀何者なのか気になる!」とネット上で囁かれました。
たしかに、紫式部や藤原道長といった歴史上の有名な人物と比べると情報がなく誰なのか気になりましたね。
直秀の正体など見ていきましょう。
直秀の正体について考察・紹介
直秀の正体は、義賊です。
直秀は、大河ドラマオリジナルキャラクターで脚本の大石静さんがどうしても登場させたかったキャラクター。
直秀誕生秘話をこのように語っています。
「この時代の貴族は、総人口の0.0001パーセントくらいです。紫式部も下級ではあるけれど貴族は貴族。そんなほんの一握りの人達だけの世界だけを描いていては偏ってしまうと感じました。やはり虐げられた庶民の視点も入れるべきではないかと思い、スタッフたちと話し合いながら設定したのが藤原の権勢を批判する散楽の人たちです。さらに義賊という設定を加え、貴族社会に偏らないようバランスをとった感じです」
大河ドラマを見ていて、史実とは異なることもあると頭でわかっていても映像の力は大きく、影響を受けることが多々あります。
大石さんの話を聞いて、平安時代の貴族の物語は興味深いものの、その他の苦しい思いをしていた庶民の暮らしがあったことを知らなくてはならないと痛感しました。
直秀という人物は実在するわけではありませんが、このオリジナルキャラクターに近い暮らしをしていた方はきっといたでしょう。
直秀や散楽一座の存在のおかげで、物語がすごくリアルに感じ惹き込まれましたね。
直秀のモデルは誰?
直秀のモデルとなった人物は特におりません。
放送を見て、SNSでも直秀のモデルを色々と予想している方が多くいました。
直秀、気になりますよね〜 盗賊でもありますしね 藤原保輔(袴垂)がモデル?
自称天才ディレクター 宇喜多直秀 のモデル?となった?
平安中期、貴族兼盗賊でもあった藤原保輔(ふじわらのやすすけ)という人物が実際にいました。
「この保輔がモデルなのでは?」という予想をしている方が圧倒的に多かったのですが、脚本の大石さんや公式のスタッフの間では特に明言されていません。
実在する人物の中で、直秀に似ているエピソードを持っていたり、境遇が似ている人もいるかもしれませんが【光る君へ】の直秀に関してはモデルはいないということになります。
まとめ:【光る君へ】直秀の正体は誰・何者?実在するモデルはいる?
今回は、2024年大河ドラマ【光る君へ】に登場する直秀というキャラクターについて深堀りしてきました。
直秀は、第2話から登場しており、主人公のまひろに大きな影響を与えた物語序盤の重要人物です。
しかし、直秀は謎めいていて「その正体は誰?」と、注目が集まっています。
優しい眼差しでまひろや藤原道長を見守る直秀はとても温かくステキですよね。
俳優の毎熊克哉(まいぐまかつや)さんが魅力的に演じているミステリアスな直秀の今後が気になります。
一緒に最後まで見届けましょう!